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伝統を基に新しい創造の提供を続ける
私たち黒川紀章建築都市設計事務所は、2015年1月に日本工営グループに入りました。以来、新生黒川事務所として創立者黒川紀章によって構築されたブランドを継承し、国内外で活発な設計活動を行っております。近年では、広島現代美術館改修(2022年竣工予定)、福井県恐竜博物館増築改修(2023年竣工予定)在東京インドネシア共和国(2024年竣工予定)、などを手掛けております。今後とも研鑽を続けお客さまの多様なニーズにお応していく所存です。
昨今の都市空間や建築の創造は大きな変化を遂げ、設計理念がますます重要な時代に入りました。私たちは、創立者の提唱した「共生の思想」に基づいた都市設計や建築を通じて新しい時代を創造する使命を担い、社会への貢献を果たして参ります。
代表取締役 下條 哲成(げじょう てつなり)
創設者 黒川紀章 (1934 - 2007)
黒川紀章はCIAMの崩壊以後、1959年に「機械の時代から生命の時代へ」の時代の転換を宣言し、1960年にはメタボリズムグループの運動に参加、以来約半世紀、一貫して生命の時代の建築・都市の研究、創造に挑戦してきた。
メタボリズム、共生、リサイクル、エコロジー、生態系、情報といった黒川紀章が1960年代から提起し続けたテーマは、現在世界のテーマとなっている。
又、思想家としても多くの著作を遺し、その中でも世界的有名なものに「共生の思想」があり、英訳、独訳もある。2006年100冊目の著書、「都市革命」が中央公論新社から出版された。
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