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超高層ビルテクノポリス@one-north, シンガポール

敷地はシンガポールの再開発実験都市として注目されているワン・ノース地区の中にある。ここは200ヘクタールの都市再生特区としてITの拠点となっている。一部バイオ産業も入ることから、ITとバイオが共生するという意味でフュージョンポリスと命名している。
特徴は、3つの高層ビルを意図的に近接して配置し、複数のブリッジで相互に連結される、高密度高層群である。また、立体構成は高層部に住居、屋上には庭園を配し、低層部がオフィス、その下には商業施設や駐車場、地下鉄の駅がある重層構成になっている。
これらは、「コンパクトシティ」の概念に基づくプランニングであり、機能の共生・混用地区あるいは立体ゾーニングシステムの表現である。

所在地

シンガポール,ワンノース地区

設計・竣工

2001年‐2008年

主用途

オフィスビル

建築面積

7,612m²

延床面積

119,873m²

構造・規模

鉄骨鉄筋コンクリート造,鉄骨造
地下6階,地上24階