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福井県立恐竜博物館

日本で最大の恐竜化石の発掘現場である勝山市に計画された日本で初めての恐竜専門の研究・展示・博物館である。 来館客はまずエスカレーターで地階へ導入され地層内の化石の展示を通って突然大展示空間(回転楕円体)へと案内される。展示動線がこの大空間を中心に展開されるため、自分の位置が常に認識でき、インタラクティブな展示が可能となっている。 研究・研修棟は、地形の中に埋め込まれるように配置されており、回転楕円体の抽象的幾何学形態がきわだつよう工夫されている。

* 2025年 iF DESIGN AWARD ゴールド(最高賞)
* 2025年キッズデザイン賞 優秀賞 経済産業大臣賞
* 2006年第10回公共建築賞優秀賞

所在地

福井県勝山市村岡町

設計・竣工

1996年‐2000年

主用途

博物館

建築面積

8,792m²

延床面積

15,000m²

構造・規模

鉄骨鉄筋コンクリート造,鉄筋コンクリート造
地下1階,地上3階