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メルボルンセントラル

メルボルンの都心活性化のための再開発構想である。隣接のショッピングセンターとブリッジ接続して集積効果を高めるため、低層部には、新しいタイプの商業施設が計画された。敷地内には、19世紀の煉瓦造りのショットタワー(鉛銃弾を製造する工場のタワー)があって、それを保存したいという市長の要望があった。商業施設内に大きな円錐形のアトリウムをつくり、その中心にショットタワーを保存するという歴史と現代の共生が実現した。超高層オフィス棟は頂部を斜めにカットすることによって、街のスカイラインの中でのランドマーク性を高めている。

* ザ・タワー
延床面積:106,131.00m2
鉄骨造 + 鉄筋コンクリート造
地下4階 地上53階

* ショッピング・センター (アトリウム棟)
延床面積:92,096.00m2
鉄筋コンクリート造 + 一部鉄骨造 円錐アトリウム:鉄骨造
地下4階 地上6階 塔屋2階

* ショッピング・センター (ロンズデ―ル練)
延床面積:45,208.00m2
鉄筋コンクリート造 + 鉄骨造(ぺデストリアンブリッジ)
地下4階 地上3階 塔屋2階

所在地

メルボルン・オーストラリア

主用途

超高層ビル

設計・竣工

1986年‐1991年

敷地面積

26,067.00m2

延床面積

263,435.00m2

構造・規模

鉄骨鉄筋コンクリート造
地下1階 地上4階 塔屋1階