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姫路市中央保健センター

姫路城の南東に位置する姫路市健康福祉センターは、保健所、運動施設、診療所、研究施設、リハビリテーションセンター、高齢者デイケアセンターなど、多様な機能を備えた複合施設である。
市内各所に点在していた保健・福祉関連施設を集約し、より充実したサービスの提供を目的として本施設を計画した。

それぞれの施設は独立した機能を持ちながらも、相互に連携することで一体的なサービスを実現している。その中心には、ガラス屋根に覆われたアトリウムを設け、各施設をつなぐ中間領域とした。本計画は、自律した個々の施設と全体とが調和する「共生」の理念を表現したものである。
アトリウムは、内部と外部、公と私をつなぐ中間領域である。施設への主要なアプローチであると同時に、イベントホール、オープンシアター、さらには来館者が憩う交流の場として、多目的な役割を担っている。

2階のアプローチプラザには、彫刻家・中村晋也による裸婦像《奏(かなでる)》が設置されている。緑や光、風が音楽のように流れる空間でヴァイオリンを奏でるこの彫刻は、身体の健康と音楽がもたらす心の豊かさを象徴する。姫路城を背に佇むその姿は、訪れる人々に安らぎを与える。

所在地

兵庫県姫路市

主用途

福祉施設

設計・竣工

1991年‐1992年

施工期間

1992年‐1994年

敷地面積

3,265m²

建築面積

2,032.24m²

延床面積

13,075.98m²

構造

鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造

規模

地下1階、地上6階、塔屋1階

Location
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