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寒河江市庁舎

デザインコンセプト

4本のコアと屋根のスーパーストラクチャーで構成されたスーパードミノ(メガストラクチャー)。 市民との連帯感をたかめるため、議場と執務棟を立体的に分離して、議場を地上階に, 2階の市民窓口の上に執務室をもってきてある。 寒河江市庁舎は、重層する機能の中間に創り出される都市の縁台をイメージして設計された。
屋根のトラスから市役所全体の床を高張力鋼で吊っている。約10メートルのキャンティレバーで吊っている。計画的に一番先端で10センチ水平から上へ上がった状態で竣工させている。それが少しずつ下がって、最終的に5年間で水平状態で落ち着くという計算をしてある。
2004年、寒河江市役所は「docomomoの100選」に1970年までに建てられた作品の中で選ばれた。

* 2003年Docomomo Japan-1970年までの日本近代建築100選

所在地

山形県寒河江市

主用途

庁舎建築

設計

1967年