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農村都市計画

伊勢湾台風による低地田園地帯の全滅の経験から構想された、農村都市の構想である。

格子状のフレームを歩道のネットワークとして空中に持ち上げて構築し、それに沿って住宅を建てようとするものである。

農地と生活空間を立体的に分割することによって、現代的生活と農業を同時に成立させようとした。

また、台風による洪水から、少なくとも農村の住生活を守ることにもなる。
グリッド格子の脳そう都市のパターンは、伝統的な構造の用でも、またニューヨークの街区のようでもある。
格子状のグリッドは、中心(核)のない都市の宣言であり、成長する開放系のメタボリックな都市である。

* 1961年、ニューヨーク近代美術館のVisionary Architecture展で展示された。

主用途

都市計画・地域開発

設計

1960年